とあるアラサー女性の日常

元引きこもり。孤独と闘う女性を応援します。

情報化社会の光と闇

久しぶり。

 

 

 

将来のAI技術は、人間の直感力をも超えるほどの精度をもつのであろうか。

あってほしい・・・と書こうとしたけど、

それは違うな、とたった今思った。

 

 

 

 

私はセンシティブなところがある。

 

鬱っぽくなって動けなくなったり、

急にテンションがあがって活動的になったりする。

 

 

ネット上に散見される いわゆる病名でひとくくりにしているやつ。

鬱とか、パニック障害とか、HSPだとか。

 

これってさ、

 

私はおかしいんじゃないか?

って、不安を抱えている人にとっての一つの光になると思うんだ。

 

実際、私も数年前にこの情報に救われたし

自分を否定し続けて、身体がいう事をきかなくなったりした時

こういう人もいるんだ、という発見をしたことで、

私はおかしいのかもしれない、どうしよう・・・

と堂々巡りになっていた思考から解放され、楽になったのを覚えている。

 

けれど、私はおかしいわけじゃない、というおよそ10年程前の発見から

月日がたった今となっては、

この病名というものが人々をしばりつけてしまっていることも事実だと思う。

 

 

 

もちろん、私がとっても症状が軽いほうで

本当の苦しさを知らないだけかもしれない、

というか、確実にそうだと思う。

 

なぜ体調不良が起こるのか?

それは私の場合、自分の怠惰な生活習慣、そのひとことだった。

でも、それは精神的に追い詰められて(自分で追い詰めて)いたからでもあった。

過食っぽいことをしていたし、夜更かしもしていた。

 

体と心は繋がっている、というヒントを頼りに

ヨガを始めて、せめて体を丈夫にしようと取り組んで

亀のスピードで、少しずつコントロールしてきた。

 

5年程前に初めて転職をして10か月が経った時、

がんばりたい、私はまだできるはずだ、という意思とは反対に

体調がすこぶる悪い事がしんどくて泣いてばかりいて

諦めたくないと、ドキドキしながら初めて心療内科へ行ったら

先生は「もう限界まで来てますね」とおっしゃり

あっさりと診断書を書いてもらって、退職した。

病名は「慢性疲労症候群」。

なんだそれ?と思って調べたら・・・・

そこまで酷くなかったけどなぁ、まぁいっか・・・という感じ。

 

会社を辞めると驚くほど身軽になり

1か月以内で再就職。その会社は4年続いた。

 

それから4年続いた会社を、4か月前に

「ただやれと言われた事をやっている事が嫌(その他もろもろの理由)」で

転職したのだが、これが大失敗で。

県外の社員寮に入ったもんだから、辞めたら住む場所がなくなるし、

実家の両親や親戚に恥をかかせてしまう、という状況に

前回とは比にならないプレッシャーがあった。

けれど、もうがんばれなくて心療内科へ駆け込んだ。

 

ここで初めて、はっきりと「鬱」だと診断された。

過去にも同じようなことはなかったか?あります、と答えると

「薬を飲むしか解決策はないんだよ。

薬を飲んだら、心の底から笑える日が来るんだよ。」と言われた。

ただ、私は断固として投薬治療はしたくなかった。

だから薬は飲みません、というと、医者は

「じゃああなた、何しに来たの?」とおっしゃった。

 

泣きながら話をしていた私はフッと我に返った。

「ただ診断書が欲しかっただけなのに」と。

 

 

 

そして今、実家で鬱々とした日々を過ごしている。

 

 

 

近頃また体調が悪化してきた。

 

不安(先が見えない)からだ。

 

 

もう失敗したくないから、しっかりと備えて転職しようと

転職のノウハウを勉強したり、

悩みはどこからくるのか、その解決策は?

時間があるから本でも読んでみよう、と思ったのだけど

これが私にとっては合わなかったみたい。

 

「とりつかれてしまいそう」になるんだ。

 

読んだ本というのは、数年前に大ヒットしたらしい

「嫌われる勇気」という本なのだけど

 

あの青年の性格が、すこぶる合わなくて(笑)

否定してばかりな上に、上から目線で暑苦しい。

心理学用語なんて私にとってはどうでもいいのに

単語ばかりが頭に入ってくる。

 

そして実は、ここ数年いろんなサイトで学んできた事で

自然とアドラーの考え方は既にある程度理解できていたという

あっけない結果。

 

私には、疑問に思ったことをネットで調べて

複数のサイトと比較して自分なりに咀嚼する、

というやり方が一番合っているみたい。

 

まさか読書が私にとっての害になることがあるとは、新しい発見だった。

と同時に、これはひとえに書店で立ち読みもせずネットで購入した私のミスである。

そして、過去に診断書に助けを求めていたように

本があればきっと解決する!という依存的な考え方をする傾向。

 

うん。新しい発見だった。

 

 

 

私がここ半月で至った結論は、直感を大切に。ということ。

 

会社員に向いてないかもしれない、と思って調べたら「起業しろ」

HSPかもしれないなぁ、向き不向きを調べたら「クリエイティブ職おすすめ」

転職のノウハウを取得したいと本を読んだら「伸びる業界に身を置け」

 

・・・ピンとこない。

 

 

前回の転職で何故失敗したのか。

 

それは、

完全に直感を無視していたからだ(笑)

悔しいけど、今ならハッキリわかるんだよな~

 

求人内容に統一性なかったし

面接も、どう考えても面接官の違和感が第一印象からぬぐえなかったし

その後の対応もずーーーーーーーっと違和感ばかりあったのに

 

次が決まってないのに転職するのは良くない、という世間常識

これはあくまでもスキルアップでの転職なんだ!と

恋人や前職の後輩達にいいところを見せたい、という謎の見栄

 

あきらかに、勢いでの転職だった。

 

 

 

・・・はい、ということで

 

・世界は十人十色

・直感

 

以上を大切にしていきたいと思います。